2026/07/29 14:06

吊り橋を渡り、山へと入る。


今日は快晴の登山。

暑くなりそうなので、ばてないように意識的にゆっくりと歩く。


登山道脇の植物を観察して、撮影をする。

森に差し込む光が強くなってきた。

木陰に咲く高山植物にも強い日が照り、濃い影を作り出している。

みさとさんも植物への眼差しがあると分かっているので、

私も気兼ねなく撮影ができるので嬉しい。


森を抜けると太陽が照りつけ、じんわりと汗ばんできた。

登山道の途中に流れる小さな沢の水に手を浸す。

黒ボコ岩までくると、山に沿うように雲が流れるのが見えた。


ここから最後の登りというところで、

みさとさんはこのまま登って大丈夫?と気にしてみると

少し疲れている様子なので長めの休憩をとることにした。

岩の上に腰をおろし、水や行動食をとり、他愛もない話をする。

そんなふうにしながら、できるだけ目の前に見える登りをみさとさんの意識から

遠ざけようとしてみるが、効果はあったのだろうか。

 

「あともうちょっと、あと少しだから大丈夫だよ~」


と、よく山で聞く半分ホントウで、

半分ゴマカシの励ましの言葉をみさとさんにかけながら

最後の登りにとりかかった。